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【就活生必読】苦しかった時の話をしようか

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こんにちは、visita運営局の池野です。

今回は就職活動を通じてたくさんの就活本を読んできた僕が、キャリア選択においてもっとも影響を受けた本をご紹介します!

 

それは経営難に陥っていたユニバーサルスタジオジャパンを、マーケティングの力でV字回復させた日本屈指のマーケター森岡毅さんの名著『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』。

USJを立て直したときな話や数学的なマーケティングに関する書籍を数多く出版しており、マーケティング界隈では知らない人がいない著名人です。

この記事では、簡単に内容をご紹介していきます!

森岡さんには大学生の娘さんがいるそうで、ある日、「就活どうするの?」と聞くと、「よく分からない」という回答が来て、まずいと思って娘に向けて書いた本です。

一般的な就活本として書いているのではなく、純粋に娘のキャリアに寄り添って書かれており、まるで自分に言われているような気持ちになります。

世の中にありふれている就活本って、テクニック論だったり、「内定がゴール」になっている本が多いんですよね。ですが、この本では、そもそもなぜ自己分析をするのか、どんなキャリアを選択すべきかといったキャリアの本質的な話が展開されています。

そもそも人間は平等じゃない

文中にこんな言葉が出てきます。この一文だけを読むと、賛否両論を巻き起こすかもしれません。

ですが、これこそが、知っておくべき「世の中の真実」であると森岡さんは説いています。

生まれつき貧乏で中卒で働かざるを得ない人、家庭が裕福で十分な教育が受けられて大学に進学できる人、障碍のある人、将来病気になりやすい人など、人はきわめて不平等に世界はできている。

ですが、「だからこそ」、森岡さんはワクワクすると説きます。

つまり、「自分のユニークな特徴さえ認識できれば、一人ひとりが特別な価値を生む可能性がある」と言います。

一人一人は特有の価値を持っている。それに気づき、自分だけの価値を最大限に発揮できれば、必ず価値のある人間になれる。

僕もこの考えに強く共感し、「自分ならではの価値」を強く意識してキャリアを考えるようになりました。

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会社と結婚するな、職能と結婚しろ

会社に依存するのではなく、自分自身のスキル(職能)に依存するキャリア選択をすべきだと本の中で説かれています。

僕も周りの就活生を見てきて、「会社と結婚」している人がすごく多いんですよね。「就職がゴール」になってしまっている。

ですが、いくら会社に惚れこんでも、会社はあなたとは結婚できない森岡さんは説きます。

 

社会情勢で倒産や買収もあるし、文化も大きく変わる可能性がある。終身雇用が当たり前だった時代も終わり、転職が当たり前の時代にもなってくる中で、就社の時点で勝ち負けなんて存在しないんです。

未だに大手に行ったから勝ち組、ベンチャーはリスクみたいな話ってよくあるんですけど、結局その仕事でどんな職能が身につくかで判断すべきだと僕も思います。

また、森岡さん曰く、「職能こそが相対的に最も維持可能な個人財産」だそうです。

お金は盗まれる。家は焼ける。家族でさえ離婚や病気で失う。

しかし、頭の中に蓄積される「能力」だけは健康な限り、時代に合わせたアップデートを怠らない限り、最も永続的に続く武器になると森岡さんは言います。

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大丈夫、不正解以外は全部正解!

この本で僕が就活中最も救われた言葉です。

就活をしていると、つい「この企業に受からないとまずい....」「どうしても受かりたい...」という感情が芽生えます。

僕も当初は難関といわれる不動産デベロッパーにどうしても行きたい、それ以外は自分のキャリアとは考えられない状況に陥ってしまいました。

ですが、不正解である、「自分にとって決定的に向いていない仕事」にさえ就かなければ、あらゆるキャリアにおける選択は正解だとこの本では説いています。

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たとえば、「考え、戦略的に物事を進める」ことが得意な人は、「考えることを封じられ、言われたことだけをルーティン的にこなす」仕事だけを除いたあらゆる選択肢を候補にして良いと森岡さんは言います。

仮に1社目で失敗しても、2つ目を選べばいい。それくらい「この企業じゃなきゃダメ」と絞る必要はなく、不正解さえ選ばなきゃいいや、くらいの気持ちで考えることが何より重要です。

 

そのうえで、ではどうすればその「不正解」を見抜けるのか?「正解」の中でもより良いものを選ぶことが出来るのか、それを導き出すヒントとなる手法を森岡さんは説いています。

それは「自分の好きなことを3つの特性に分ける」というものです。

好きな行動を50~100個ふせんに書き、T(=Thinking)型、C(=Communication)型、L(=Leadership)型に仕分けしていきます。

たとえば、「将棋をするのが好き」というのはT型、「パーティで人と話すのが好き」というのはC型、「トライアスロンのようにストイックに挑戦するのが好き」というのはL型といった具合です。

そして50~100個のふせんをそれぞれT、C、Lで分けていき、その偏りを見て自分の適性を見極めることができる、というものです。

Tに偏りが強い人は考えたり戦略を練ったりする、マーケティングや企画系、コンサルティング等の業務が向いている傾向があるそうです。

Cに偏りが強い人は人とのコミュニケーションをとりながら関係を構築する、営業や議員等の業務が向いている傾向があるそうです。

Lに偏りが強い人は周りの人を引っ張りリーダーシップを発揮する、プロジェクトマネージャーや管理職の業務が向いている傾向があるそうです。

 

もちろん、偏りが強いところにある職種を選ぶと良いのは間違いありません。

ですが、もちろんT型の営業で活躍している人もいるし、L型のコンサルタントもいます。

どれが優れているから良いというわけではなく、その人の「傾向」を理解するのにこの手法は役立ちます。

たとえば、極端にCに分類したふせんが少なく、「人とコミュニケーションをとったり、交渉して良好な人間関係の構築を図ったりする」ことがあまり得意じゃない人がいたとします。

その人が、なんとなく文系に多いからという理由で営業を前提としたキャリアを選ぶのは、「不正解」のクジを引く可能性が高いかも、ということなんです。

でもその人がCの要素は少ないものの、戦略ゲームや数学が好きで、分析や計算が大好きだったとします。

それなら、たとえばアナリストや、ファイナンススペシャリストとしてのキャリアを視野に入れても良いのではないでしょうか。

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おわりに

いかがだったでしょうか。僕もこの本は何周も読んでいるのですが、最初から最後まで学びが本当に多いんです。

最初に読んだときは、僕自身、ベンチャー企業でのマーケターのキャリアを選ぶべきか大手企業での安定を選ぶかで本当に迷っていました。

同時に、第一志望の企業には落ちてしまい、かなり揺れていた時期でもあります。

 

ですが、この本と出会い、自分の選んだキャリアの第一歩を誇りにできるようになりました。

同時に、森岡さんみたいなマーケターになりたい、人に影響を与えられるような人間になりたいと強く思った瞬間でもありました。

就活生のみなさんにキャリアに関して知見を深められる記事を発信していきますので、今後ともよろしくお願いいたします!

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ライター:池野成 1995年石川県出身。小学4年生から大学3年生までの13年間野球に打ち込む。就活失敗を理由にアメリカのシアトルに1年間留学。Microsoftの社員さんのもとマーケティングを学び、計7社内定獲得。現在は(株)PR Tableの新規事業としてVisitaの立ち上げに注力。趣味はオセロとラーメン屋巡り。

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